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2018/11/08

台風・強風被害を受けたシャッターの修理方法まとめ

台風・強風被害を受けたシャッター修理対応まとめ見出し

2018年10月の台風で瞬間最高風速が過去最高を記録した埼玉。
多くのお客様からシャッターが破損してしまったとご連絡いただきました。
実は同じ台風・強風被害にあったシャッターでもシャッターの種類・被害状態によって修理対応は様々です。
今回は残念ながら被害にあってしまったシャッターをシャッターの種類・被害例別にまとめてご紹介したいと思います。

手動シャッターの被害例・修理対応

手動シャッターが風で飛んだときの特徴として「スラット・中柱がが外側に外れる」というのがあります。
外からの風がシャッターや建物からの隙間から建物内に入り込み、建物内側から外に風が抜ける時に外れてしまうためです。

被害例:中柱が外れてしまった(レールから外れてしまった)

対応パターン1

中柱にスラットをはめ直したのみ。

対応理由

スラットその他部材に特にひどい痛みはみられなかったため。

施工前
施工後

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対応パターン2

吊元のみ新しいものに交換し、スラットは再使用。バネ巻き調整。

対応理由

中柱が外れスラットが風であおられていたところ、お客様が自らスラットを外し対応。
その際にバネの力が戻ってしまったためバネについたままだった吊元が変形してしまった。
吊元以外には特に痛みや腐食はみられなかったため、吊元のみ交換。
そこまで古いシャッターでなかったためバネはバネ巻き調整にて対応。

施工前2
施工後

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対応パターン3

1所3連のうち2連分のスラットとバネ、中柱の交換。

対応理由

湾曲していた中柱と経年劣化が見られるスラット全面、古いシャッターであったためスラット全面だけを新しくすると古いバネとのバランスが合わなくなる可能性があるためバネも交換。

施工前(外観)

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対応パターン4

既存シャッターをすべて外し新しいものに交換。

対応理由

お客様から保険を使って直すので全て変えてほしいとご希望があったため。

施工前
施工後

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被害例:スラットが半分程度外れてしまった

対応パターン1

応急的に外れてしまったスラットを元に戻した後、変形等がみられたスラット十数枚程度を交換。

対応理由

戸締りができないと困るとのご要望でしたので応急対応をしました。

その後変形がみられたスラットを交換。

風でシャッターの柱が外れてしまった
修理作業後

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対応パターン2

スラット全面2連分、バネ2連分の交換。

対応理由

保険対応かつ既存のバネがかなり弱かったため。

施工前
施工後

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対応パターン3

スラット全面2連分、バネ2連分、埋金の交換。

対応理由

スラットにかなり痛みや老朽化が見られたためスラット全面2連分。古いシャッターのスラット全面だけを新しくすると古いバネとのバランスが合わなくなる可能性があるためバネも2連分交換。腐食していたため埋金も交換。

施工前

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被害例:スラットがほとんど外れてしまった

対応パターン1

スラット全面を交換、バネ巻き調整

対応理由

スラットにかなり痛みや老朽化が見られたためスラット全面を交換。スラットが外れた影響でバネの力が戻ってしまっていたが、そこまで古いシャッターではなかったためバネ巻き調整にて対応。

施工前
バネを調整して完了

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対応パターン2

スラット全面とバネを交換。

対応理由

スラットにかなり痛みや老朽化が見られたためスラット全面を交換。スラットが外れた影響でバネの力が戻ってしまっていたが、古いシャッターであったためスラット全面だけを新しくすると古いバネとのバランスが合わなくなる可能性があるためバネも交換。

施工前
施工後

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風で飛ばされやすい手動シャッターの特徴

今回被害にあってしまったシャッターは
・すべて連装のシャッター(間に取り外し可能な柱が入るシャッター)
・8割のシャッターがW1800~2000(1間口あたり)、H3000~4000
・9割のシャッターが耐風仕様でない中柱
という特徴がありました。

そもそも手動シャッターはシャッターの中では軽量であるため、風に弱いとは昔から言われていました。
上記シャッターは特に風に弱いと言わざるを得ません。

もしあなたがこのようなシャッターを所有しているのであれば、台風や強風が予想さる時だけでもいいので風対策を行うことをおすすめします。

手動シャッターの台風・強風対策

・埋金(壺金)を掃除して中柱をしっかり差し込み固定する。(過去記事参照)

とにかくまず最初に確認していただきたいのはこれです。
連装のシャッターの場合どんな対策を取ろうと中柱が固定されてないことには意味をなしません。
シャッターの台風・強風対策

・中柱を耐風仕様に変える

シャッター中には今と昔でメーカー設計範囲が変わり、現在の設計範囲ですと普通の中柱ではなく耐風仕様の中柱が標準となっている場合があります。
ただこの耐風仕様中柱は通常の中柱と比べるとお値段倍以上します。
シャッターが動かなくなったりして戸締りできなくなってしまっては絶対に困る間口であれば、台風被害にあってしまったお客様はこれを機会にご検討いただければと思います。
今まで耐風仕様の中柱が飛んだという話は聞いたことがないので、金額はかかりますが効果はかなりあると思います。

・市販の防犯・耐風製品を使う。

シャッターに差し込むだけで、シャッターの耐風性能を増す製品がでていますのでそちらを使用するのも手です。
こちらはホームセンターやネットなどでも入手できます。

事前に行わなければならないこと
・火災保険に入る。

自然災害が増える昨今、どんなに対策をしていても絶対に被害を受けないとは限りません。
もし被害を受けた時のためにシャッターがある建物への火災保険の加入をおすすめします。
個人のお客様で住居から離れている倉庫やガレージにシャッターがある場合、保険の加入内容によっては保障の対象外になる場合があるそうです。(実際にありました)
かならずシャッターが補償対象になるか確認したのち加入なされることをおすすめします。




電動シャッターの被害例・修理対応

電動シャッターの場合、強風による風圧で建物側にへこんでしまったり片側だけ外れてしまうという事例が多いです。
手動シャッターと違いシャッター自体が重いためスラットがバラバラになったり、風であおられバタついてしまうということはほとんどありません。

被害例:電動シャッターが風圧で歪んでしまった

対応:座板を板金溶接して歪みを直した。

座板の板金溶接のみ行いました。

座板を溶接でつなげる
座板溶接後(全体)

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被害例:電動シャッターが片側下のほうだけ外れてしまった

対応:外れたスラットを座板を切って納めた。

座板に切り込みを入れてレールから外れてしまったスラットを納めなおしました。

風ではずれたシャッター

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被害例:電動シャッターが片側上のほうまで外れてしまった

対応パターン1:外れたスラットをレールを切って納めた。

レールに切り込みを入れてレールから外れてしまったスラットを納めなおしました。

風でずれたスラット(内観)
完了後(下のほう)

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対応パターン2:外れたスラットをレールを外して納めた。

レールを外してスラットを納めなおしました。

施工前2
施工後

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被害例:電動シャッターが両側上のほうまで外れてしまった

対応:外れたスラットをレールを切って納めた。

レールに切り込みを入れてレールから外れてしまったスラットを納めなおしました。

修理前(外観左上)
修理後

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電動シャッターの台風・強風対策

2018年10月に今までで一番風が強い台風が来るまで、電動シャッターが飛んだ外れたということを私たちは経験したことがありませんでした。(少なくとも埼玉では)
そういったこともあり残念ながらシャッターメーカー公式の有効な対策はでていません。
しかし手動シャッターの時もご紹介したシャッターガードを製作した会社から電動シャッター向けの製品もでているようなので検討の1つに入れてみるのもいいかもしれません。
電動シャッター向けシャッターガード

メーカーに全交換といわれてもあきらめないでください。

風邪をひいて医者に行っても医者によって出す薬と見解が違うように、修理業でも見た職人により見解が違います。
お客様の中にはメーカーに全交換の見積もりを出されたお客様もいらっしゃいます。
しかし当社が拝見したところ、古いながらも一部を修理すればまだまだ使用可能なシャッターでした。
こうゆう事例はたくさんあります。
メーカーにはメーカーの見解があり、修理屋には修理屋の見解があります。
ぜひ複数社から見積もりを取ることをおすすめします。

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オバタシャッター商会株式会社