障害物検知装置とは
オーバードアの障害物検知装置についてはこちらをご覧ください
シャッターの安全装置の1つです。
シャッターが下降中に障害物を検知すると、自動でシャッターが停止します。
負荷感知方式と光電管センサー方式の2種があります。
その中でもここでは
・負荷感知方式
・光電管センサー方式(軸が1つのタイプ)
について詳しく解説していきたいと思います。
※多軸エリアセンサタイプは比較的高価なガレージ向け商品にのみ搭載されています。
ここでは説明を省かせていただきます。
※シャッターの他の安全装置についてはこちら
負荷感知式
シャッターが負荷を感知すると停止(または反転上昇)します。
三和シャッターでの名称:障害物検知装置
文化シャッターでの名称:障害物感知装置またはマジックセンサー(MSS-4,3)
※メーカーによって名称は異なりますが、構造等はほぼ同様です。
座板スイッチタイプ
座板(水切)に送信機がついています。
受信機・送信機・受光部の3点で構成されています。
※画像は三和シャッターのものですが、各社同様です。
対象製品:
重量シャッター(標準搭載)
文化シャッター製軽量電動シャッター
三和シャッター製軽量電動シャッター(旧タイプ)
モーター内蔵タイプ
障害物検知装置がモーターに内臓されたタイプのもの。
モーターが負荷を感知すると停止→反転上昇→停止→しばらくして下降します。
モーターが3回連続で負荷を感知するとシャッター本体の電源がOFFになります。
対象製品:
三和シャッター製軽量電動シャッター「ブロード」(新タイプ)
※2018年8月から三和シャッター製軽量電動シャッターのモーターのみで開閉するタイプ(ブロード)では、モーター内蔵タイプから座板スイッチタイプに変更になりました。
光電管センサー方式
左右のレールに取り付けられたセンサーから常に赤外線が出ており、赤外線が障害物によりさえぎられると停止します。
ガレージで軽量電動シャッターを使用する場合、負荷感知方式と光電管センサー方式の2つを併用することが推奨されています。
ガレージ向け商品では光電管センサー方式の障害物検知装置が標準搭載されている場合があります。
(ガレージ向けとはありますが、ご希望により普通のシャッターに新設時オプションでつけることもできますし、後付けすることもできます)
※メーカーによって名称は異なりますが、構造等はほぼ同様です。
三和シャッターでの名称:光電管センサ
文化シャッターでの名称:非接触センサ
またはマジックセンサー(BSSシリーズ・MSS-5)
まとめ
シャッターの障害物検知装置といったらほとんどが負荷感知式の座板スイッチタイプ
光電管センサー方式の障害物検知装置はガレージ向け